新人看護職員への支援

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    新人への支援


    1. プリセプターシップ制を基本にペア受け持ち体制を導入
    2. クリニカルラダーに基づく教育の支援
    3. 院外研修の活用:看護協会など
    4. 新人交流会への参加支援
    5. 悩みや不安に対する相談支援  etc

    プリセプターシップとペア体制

     プリセプターシップとは、新人看護職員一人に対して決められた経験ある先輩看護師がマンツーマンで、ある一定期間新人研修を担当する方法です。
    新人の場合、一年間プリセプターとペアを組んで共に行動します。

    ペア体制を導入するメリット

    1. 患者の要望に迅速に確実に応じることができ、患者の安心感、満足度が上る 
    2. タイムリーに看護技術をサポートしながら知識・技術を取得することができる
    3. 処置や業務の流れ、観察ポイント、記録のポイントをその場で確認習得できる
    4. 新人看護師が早期から先輩と共に受け持つことができ、先輩の技術を学ぶことができる
    5. 患者個々に応じたタイムリーな支援ができ、経験に左右されず一定の看護の質を維持できる
    6. 協働して仕事をすることでお互いの業務の補完ができ、時間外勤務の減少に繋がる

    キャリアファイル(ポートフォリオ)の活用

    ポートフォリオとは?

     もともと建築家、ジャーナリスト、カメラマンなどが持っている「作品ファイル」を意味します。
     新人研修から今後学んでいく内容の資料やレポート、研修参加状況などを入れ、自分の看護師としての歩みを作成していきます。目標の明確化、課題の発見から解決の思考プロセスを可視化することができます。
     看護師としてのビジョンや看護観を他者に伝える機能も持ちます。あなたの看護師物語を描いてください。
    当院では平成21年度より活用を始めました。

    フレッシュナースバッジ

     新人看護師は若葉のマークが入ったフレッシュナースバッジを1年間付けています。患者様、全職員が新人看護師を温かく見守り、成長を支援していけるような環境を提供しています。

    成長の記録

     新人看護師には1年間プリセプターが付きますが、全職員で新人看護師の成長をサポートします。その成長を書きとめるノートを準備しています。このノートは、新人看護師が毎日どのような事を学び、どのように感じたのかを記録し、その成長を全職員で共有するものです。職員は記録から新人看護師の個性を知り、個別性のある指導に役立てています。指導にあたった看護師からたくさんの助言が書きこまれ、プリセプターへの情報提供にもなっています。

    プリセプターへの支援

     プリセプターは卒後3年以降でクリニカルラダーレベルⅡにある看護師が担当します。新人看護師指導を通してキャリアアップへつなげられるように、病棟の教育担当者(副師長)が指導にあたり、サポートしています。
     2、3月には研修会を開催し、新人看護職員研修やプリセプターシップについての学習、実際の指導方法などを学びます。前年度のプリセプター経験者から1年間の学びやアドバイスを受け、指導に活かしています。
     プリセプターの成長が新人看護師の成長につながることを意識し、全職員が自覚をもって指導に当たっています。

    一年を振り返って

    3階病棟
    吉井 友茉

     私は入職時より、内科病棟で勤務し、新病院開院時の2月より3階病棟(集中治療室)で勤務しています。現在は一般外科、心臓血管外科、脳神経外科をはじめとした術後患者、院内急変患者の看護を行っています。
     集中治療室に移動してからの毎日は慣れない疾患、術後患者、重症患者の看護など、業務を覚えることに必死で、病棟の流れについていくのに精一杯でした。しかし、師長はじめ周りのスタッフの方々の指導もあり、日が経つにつれて業務を覚えることができ、少しづつではありますが自信もついてきました。業務を行うなかで迷った際には、先輩方に相談し、知識や看護技術等自分のものにし、安心・安全な看護の提供ができるよう努めました。
     初めてショック状態の患者さんの挿管に遭遇した時は、初めの頃は自分が何をしていいか分からず、動くことができませんでしが、先輩方の対応を見て学び、患者さんの急変時、自分のできることは何か考え、できることから始めることにより段々と対応することができるようになりました。
     今後も日々勉強して知識を身に付け、患者さんの個別性に合った看護が提供できるよう努力していきたいと思います。
     時には困難なこともありますが、スタッフの皆さんの力を借りながら、看護師として、人としてさらに成長できるよう努めていきたいです。

    プリセプター経験者からの助言


    プリセプターを経験して

    3階病棟
    三浦 恵那

     3階病棟は集中治療病棟で、手術後や重症患者さんの看護を行っています。新病院をなり、新しく設立された病棟であり、新人指導の基盤が全くない状態からのスタートでした。私も外科病棟から集中治療病棟へ配属となり、初めての症例や知識不足な面も多く、新人指導に不安な気持ちでいっぱいでした。
     毎日の目標や日々振り返りノートでコメントし、その日出来たこと、出来なかったことを明確にし、助言していきました。また月ごとの目標やチェックリストを作成し、一人で出来ること、出来ないことをスタッフみんなで共有するようにしました。
     当病棟は毎日患者さんが入れ替わることやハイリスク患者さんが多いため、患者さんの病態を十分に把握できていないと感じました。そこで、副師長と相談し日々受け持つ患者さんの病態の関連図を考えた上で、看護を行ってもらうようにしました。そうすることで、少しずつ患者さんの全体像が把握できるようになったと思います。
     入職して6ヶ月経ち、プリセプティの患者さんへ接する姿や日々の成長を実感すると、私自身も嬉しい気持ちになります。当病棟は、ハイリスクの患者さんの看護が主であり日々勉強が必要です。私もプリセプティと共に成長できたらと思います。
     これからも、後退することなく前に向かって成長し続けていってほしいです。

    新人採用者研修内容

    1. 新人看護職員研修の概要
      研修ファイルの活用方法
    2. 看護師としての必要な基本姿勢と態度
      ・社会人としてまた組織人としての心構え
      ・患者の権利と看護者の責務

    3ヶ月間フォローアップ研修

     「職場になれましたか?」

    6ヶ月間フォローアップ研修

      「メンバーシップ研修(ハウステンボスでの宿泊研修)」

    知識・理論・演習 (講義・演習)

     1. 排泄技術援助:尿道留置カテーテル・浣腸
     2. 清潔援助技術:口腔ケア
     3. 呼吸循環を整える技術:酸素呼入療法、吸引、ネブライザー
     4. 創傷管理技術:スキンケア、体圧分散
     5. 与薬の技術:安全な服薬管理
       皮下・筋肉内・点滴静脈内注射
       輸液管理、輸液ポンプ・シリンジポンプ
       劇薬、麻薬、血液製剤の管理
       輸血の準備・輸血中輸血後の観察
     6. 救命救急処置技術:急変時の対応、BLS/AED
       フィジカルアセスメント
     7. 症状・機能管理技術:静脈血採血
       心電図の取り方・24時間心電図モニター
       糖尿病の基礎知識
     8. 感染管理の技術:スタンダートプリコーション
       手指衛生、PPEの活用、医療廃棄物の取り扱い
     9. 活動休息援助技術:移動・移送(車いす・ストレッチャー)
     10. 食事援助技術:経管栄養の準備と実際
     11 .安全管理・災害防災管理:医療安全対策
       組織の体制、事故防止策、発生時の対応策
       薬剤管理
       転倒転落防止
       放射線に関する基礎知識
     12. 業務管理:看護基準・手順
       物品・コスト管理・時間管理
     13. 情報管理:個人情報管理
       看護計画・看護記録・評価
       看護必要度
       固定チームナーシング

    知識・理論・演習 (講義・演習)

     他部署研修

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